● ● ● わ に の に わ ● ● ●

音楽やペット、スウィーツ、仕事、介護などを通じて、日々の色々な出来事をつらつらと書いてます。

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すっかり秋模様ですね。

家のわりと近くに、とことこにもってこいの長い散歩道があることをつい最近発見し、過日ふらっととことこしてきました。

葉っぱは既に様変わりして、赤い色になった後、レース状になって枝の先でゆらゆら、なんともいえない風情を醸し出していました。

今年はどうやら紅葉の時期を逸してしまったようで、食(特にスイーツ)だけでも秋を感じたいと思います。

このウォーキングコース、人もまばらでいい感じです。
これからの空気がぴしっと引き締まる季節、とことこにもってこいです。

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この鳥、なんてお名前なんでしょう?
前に住んでいた町でもこの子をよく見かけたのですが・・・。
非常に大きな鳥さんです。
足がスラーッ。
嘴もスラーッ。
いつも遠くを眺めています。
この時も遠くを眺めていました。
なんだかクールです。
で、なんていうお名前なんでしょう・・・。

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公園があったので、誰もいないのをいいことに、一人でブランコに乗って暫く遊んでました。
ブランコに乗りながら撮影してみました。
自分の足が、まるではめ込み画像のようです。

ブランコを一生懸命こぎながら、自分の足元を撮影している大の大人を見て、不思議そうに通り過ぎるおじさんの姿がありました。
決して変な人ではありませんよ・・・変わってますけどね。
それ以前に女の子なんだから、足を閉じなさい、ですよね。
前述のように、ここ1ヶ月くらいの間に色々なことがめまぐるしく起こったので、ようやく最近普通の平穏な生活を取り戻しつつあるというような感じですが、そのバタバタしていた時期にライヴに3つ行きました。

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一つ目は11月5日に行われたSmileドラマー枝龍の別バンド、「ベニエ座」のMother Popcornでのライヴ。
以前のVo+G+B+Key+Dsの5人編成からメンバー交代によりリニューアルしたVo+G+B+Key+As+Ds+Tpの7人編成(今回Tpさん1名欠場で6名でした)でのライヴでした。
会場にはミカンジルのすみさんもお見えになっていて、健くんと3人輪になって新生ベニエ座のライヴを楽しみました。
特に枝龍のプレイが光っていたのは最初の3曲。
インストだったのですが、枝龍かっこよかったですね、クールですぜ。
その他の曲も、聴いていて心地よくリズムにのれました。
枝龍お疲れ様でした!
枝龍の写真撮れなくて残念、ごめんなさい~!!

さて、二つ目は11月8日に大阪のブルーノートで行われたSara Gazarekのライヴ。
ブルーノートに行くのは初めて。
会場に入る前にイタめしを食べておなかぽんぽん状態で行き、会場に入って後悔。
美味しそうなものが沢山メニューに載っていました。
おなかに入らないのはわかっていても、ポテト好きの私はフライドポテト(何か特別な名前があったはずですが失念)とナッツをオーダー。
このポテトが美味しかったです。
で、肝心のライヴですが、くたくたになっている時期に行ったライヴだったので、せっかくブルーノートでゆったりと堪能できるはずが、若干船をこぎ・・・嗚呼、ここに阿呆ひとり。
心地よかったのだけは覚えています。
あと、ウッドベースの奏者と幾度か目が合った気が・・・嗚呼、ここに最低な輩ひとり。
誘ってくれた相方にも申し訳ないことをしました・・すまない・・。

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そして3つ目は11月12日に大阪城ホールで行われたEクラプトンのライヴ。
なんとすみさんとご一緒することに(すみさんサンキューです)。
クラプトンのナンバーを過去に数曲演奏したことはあっても、ライヴには行ったことがありませんでした。
演奏が素晴らしいのは言うまでもないのですが、それ以外で感じた私の感想はといえば。

① 観客の年齢層が明らかに自分よりも上。
② オールスタンディングではなくオールシティング。
③ 変わった間で観客からの合いの手が入ったりする。
④ あまりに大御所過ぎて、ある意味フィルムコンサートに来たような錯覚に陥る。

ということで、若干かわった空間に身を委ねたような感じでした。
こちらも前述のSaraの時同様、しばし船が・・・(ほんまに最低ですね、疲れていたんです)。

ライヴ中に別のことを思い出し、しばし鼻を赤くしていました。
昔、このホールで某楽器メーカー主催のイベントにVoとして出演したことがあるのですが、その時になおちゃんが大学時代の連れと共に見に来てくれたのです。
こんな超ド級のハコで、20名弱のメンバーの前でフロントを務めるという時点で既に非常にプレッシャーだったのですが、風邪をひいてしまってすこぶる体調を崩してかなりナーバスになっていたところを、色々とお話してリラックスさせてくれたのでした。
その時のことを思い出して、ちょうど自宅でDVDを編集していたこともあって、色々とフラッシュバックしてしまいました。


ライヴ後は、すみさんをお誘いしてお気に入りのお店にイタリアンを食べに行きました。
3人で食事をしながら、お互いの音楽のルーツや食の好み、家族の話など。
すみさんは以前からリンクを辿ってなおちゃんのブログを拝見されていたようで、なおちゃんの話にも花が咲きました。
話に勢いがついてあやうく時間を忘れそうな感じでした。
遅くまでお付き合いくださってありがとうございました。
更にお土産(スイスのオーガニックチョコ、深いコクがあっておいしゅうございました。)まで頂きまして、ほんとにありがとうございました!!

ということで、11月のライヴはこんな感じでした(全然レポートになっていませんね・・・)。
12月も目白押しなので、しっかりスタミナつけておきたいと思います。
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実は1ヶ月ほど前に、2年間いた町から数キロ離れた町に移り住みました。

マンションの高層階に住むことになり(今までの3倍の高さで当初はめまいが起きたりしました)、リビングの大窓が奈良の生駒山に向いているので、朝目覚めると生駒山から昇ってくる朝日を拝むことが出来、気持ちの切り替えをするにはうってつけです。
夜になると、色々なビルや高層マンションのイルミネーションが見えるので、ぼーっと眺めたりしています。

と、こういう心の余裕が出来たのは最近になってからのこと。


突然引越しを思い立ったのですが、近距離ということもあり、いつでもどうにでもなるだろうとタカをくくっていました。
2年しか住んでいないので、二人分の荷物はさほど増えていないだろうと、数キロしか離れていない引越し先には大型の家具や家電製品以外は自力(車)で運ぼうと提案し、実行しました(あまり距離が近いと引越屋さんに嫌がられると聞いたこともあったので)。

これが大きな間違い。
2年間というのは言い換えてみれば730日間ということで、想像以上に荷物が増えていました、特に楽器を含む音関連の機器(相方)や衣類(私)。
いづれも自分達の生活から分離不能なアイテムなので、仕方ありません。

あとはキッチンまわりや食器類全般。
図画工作好き、そして雑貨好きな私には切り離せないアイテム。
食器や製菓器具などは、私にとっては目の毒。
昔、一人暮らしを始めた頃から少しづつかわいこちゃん(お気に入り)が増え、現在は住人の数分を大幅に超える数のものが存在します。

手に入れた彼ら全てをきちんと使っているかといえば、これがB型の性分で、手に入れた時点で満足してしまうパターンも多く。
だからB型は・・といわれそうですね。

仕事から帰って、毎晩毎晩、荷物搬出搬入の為に、車で恐らく通算30数往復したのではないかという感じで、連れにドラちゃんがいたらどれだけ有り難かっただろうと思いました。
深夜まで続く梱包作業と搬出搬入作業、そして必要なアイテムの買出し。
睡眠時間も削られ、精神的にも肉体的にも疲労困憊。


結論:

◎ 近距離だからといって、引越屋さんに頼まないのは大間違い。

◎ 想像以上に自分のお気に入りの数は増えている。

◎ 引越を機にお気に入りを捨てる・・という計画は倒れる。

◎ 共働きは引越屋さんに任せたほうがよい。

◎ 精神衛生上よくないので、とにかく頑張り過ぎない。


引越屋のお兄さんに言われました。
“あの・・・・これだけの量の荷物、ご自分達で全て運搬されたのですか??信じられない・・・・凄いしんどかったでしょう?”



・・え、これってやはり凄い荷物多かったの?


とにかく疲れました。


引越してからも、荷解きに要した時間は・・・


お引越ってたいへん。
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今日は個人的にめでたい日でありました。

無事3年目を迎えることになり、ほっと安心。
あっという間でした。

自由奔放で変わり者の私と今までよく連れ添ってくれたなぁと、相方には本当に感謝しています。
どうぞこれからも変わらずよろしくね。

そして、家族をはじめ周囲の色々な方々の支えなしでは今日の我々はないことに関しても、改めて感謝の気持ちを表したいと思います。

平凡でありながらも、日々ささやかな幸せを感じることが出来るような人生を、これからも相方と送りたいと思います。

さて、会社に行くと、とある人からサプライズが。

その方は我が家の記念日を覚えていたとのことで(この時点で非常に驚いたのですが)、なんとわざわざスイーツを買ってきて下さったようで、夕方に突然サプライズでプレゼントしてくれました。

思いっきりびっくり!
なんて心遣いなんでしょう!

ちょっと鼻が赤くなりました。
なんて心にくい人なんだ・・・。

本当に感謝しています、さんきゅーです!!
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さて、毎年恒例の神農さんこと神農祭に行ってまいりました。
薬業界に身をおく私は道修町界隈に会社がありますので、毎年この時期はこれが楽しみなのです。

大阪では年初に十日戎、そして数々のお参りを経て年末にはこの神農祭でしめるというのがセオリーだそうです。
私は職場が近いゆえ、この「とめの祭り」と言われる神農さんを毎年訪れます。

普段はオフィス街の道修町筋が、毎年11月22、23日だけは、少彦名命(日本の薬祖神)と神農氏(中国の医薬の神)を共におまつりしている少彦名神社で行われる神農祭により、沢山のお店が出て賑わいます。
昔は薬種商が店先に祭提灯や祝幕、金屏風を飾ったりした町のお祭りだったのが、今ではもっと大きなお祭として、各地から無病息災などを願う人々で賑わうということで、毎年5万人くらいの人が訪れるそうです。

毎年笹(虎がついてます)を購入します。

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ちなみに笹はこんな感じです。
分かりやすいように2つ並べてみました。
笹には赤い紙の「祈願家内安全無病息災」白い紙の「満願成就(願い事を書きます)」、少彦名神社神璽の木製お札、そして張子の虎がついています。
翌年、購入した笹を神社にお返しするのですが、昨日、知り合いが毎年張子の虎だけ残して笹だけお返しするという方法があることを知り、今年から私もそうしてみようと思いました。
張子の虎は勿論手書き(それも若干荒々しいタッチで)なので、ひとつひとつ同じ顔や縞の入り方のものはなく、今年私が手に入れた虎は”ほんわかほのぼのモード”でした。
ん、いいことだ。
”にこにこしぃや~、ほのぼのやで~”
と首を振って語りかけているようです。

さて、今年のお祭りの風景のご紹介をば・・。

今年はごまんと(ごまんも勤務先が近いので)お昼休み、会社帰りに行きました。
貪欲な姉妹は昼と晩でイカ焼き、たこ焼き、お好み焼き、フランクフルト、たまごせんべい、とうもろこし、芋きん、草もち、芋もち、クレープ、大判焼き、銀杏を食しました。
もちろん半分ずっこですよ。

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そしてお土産にはいもきん、カルメラ、こんぺいとう、べっこう飴、ポン菓子をゲットしました。
結構なお金をこのお祭に落としました。

お昼よりは晩の提灯に明かりが灯った風情がなんともいえないです。
昔ながらのお店もたくさんありました。

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私が微笑ましく暫く眺めていたのはべっこう飴屋のおばあちゃん。
少し背が丸まっていて、台にべっこう飴の型をずらりと並べてあって、お菓子好き(型好き?)の私にはたまらない光景。
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またこのおばあちゃんが可愛らしくて、私は人見知りのくせに自分から色々とおばあちゃんに話しかけました。
人見知りなのですが、お年を召した方とお話するのは凄く好きなのです。

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そしてべっこう飴の中身はこちら。
袋の上からでわかりづらいかも知れないですが、左から大判、えびすさん、ねこ、わんこ、小判です。
このわんこ、凄くかわいらしいです。

店先の手書きの紙も、癒されます。
思わず買ってしまいますって。

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そしてまた興味をもったものが。
こちらもお菓子ですが、カルメラ。
実演されているのを横から眺めていました。
あぁぁ・・・たまりません。
凄く面白そう・・・・
おっちゃん私にも作らせて作らせて~

やっぱり楽しいですよね。
凄くワクワクします。

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ちなみにこれは道修町筋と御堂筋が交差する地点にディスプレイされている巨大虎ちゃん。
か~わ~い~い~

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また来年も楽しみにしています。

あ、そういえば、晩におでんと熱燗・・・制覇するの忘れていた・・
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9月の守口でのジャズフェスティバルから2ヶ月がたちました。
もうすぐ師走。

1年が過ぎていくのが本当に早いなと感じるようになりました。

Smileは今年1年のしめくくりとして、年末にライヴを行うことになりました。

通常のライヴとは若干異なった趣向で普段見ることの出来ない編成でお送りしたいと思いますので、是非是非お越しくださいね。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ Smile in a whisper ライヴ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

12月17日(日)

場所:西天満 Bar IVY
   大阪市北区西天満6-6-9日宝エンパイヤビル2F
   TEL:06-6362-1098
   http://hccweb1.bai.ne.jp/~hdge9801/map.htm  
   
開場17時半

スタート18時

チケット:1500円(1ドリンク付)

対バンさんはなんと健くんが参加する3ピース骨太ロックのThree Time Loserです。

長い付き合いだというのに、今までジョイントをしたことがないというのも面白い話です。


会場が若干こじんまりとしていますので、確実にお越し下さるという方は、チケットをお取り置きさせて頂いたほうが確実かも知れません。

その場合は、お手数ですがこちらにその旨コメントを残して頂くか、SmileのHP BBSに書き込んで頂くか、メンバーに直接ご連絡頂けると幸いです。
何から書いたらよいのか、そして何て書けばよいのかも解らず、結局1ヶ月が経過しました。

“ジャッキーさん、ジャッキーさんっ!!”

なおちゃんに、もうこう呼んでもらえることはないんだなって。

今でもあのよく通る声で私の名前を呼ぶ姿が脳裏にくっきりと焼きついています。
なおちゃんが、お決まりの私をおちょくるネタをかまして、私が蹴りで応酬するという流れはもはや存在しないんだなって。

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1ヶ月前の金曜に、なおちゃんが亡くなったという知らせを受けた時、体が震え、呼吸がおぼつかなくなりました。現実に直面することを、身体全体で拒否したのでしょう。

そして。
以前、なおちゃんが外出許可を取ってべまきさんとわざわざSmileのライヴに来てくれた時に撮影した2ショットの写真。
二人ともとても自然でのびのびとした表情で、柔らかな愛に包まれていて、私も好きな写真でした。
被写体のなおちゃんも誉めてくれて、額に入れてプレゼントしたら喜んでくれました。
自分が撮影した写真を喜んでくれるなんて、この上なく幸せに感じました。
その写真がなおちゃんの遺影に使われると知って、崩れ落ちて嗚咽する自分がいました。

心にぽっかりと大きな穴があきました。

太陽のようにみんなの心を照らす人がみんなの前からいなくなりました。
今頃、いつも私がなおちゃんのことをそう例えていたように、きっと龍になって空高く昇ってすいすいと雲海を泳いでいるのでしょう。

学生時代からの20年近い付き合いの、ウクレレ前田氏ことなおちゃんが、昨年から悪性リンパ腫と果敢に闘っていましたが、残念ながら10月20日に永遠の眠りにつきました。

「あり得ない」。

一緒にバンドをやっていたトーマスのブログにも「一番死に遠いような人間」というニュアンスのことが書かれていましたが、まさにそういう存在でした。

自分のブログには「ともだち」というカテゴリーがあって、それを読み返すと、一番記事が多い人はなおちゃんでした。

BW2001GP5.jpgなおちゃんは大学の軽音楽部時代からの付き合いで、部の体育会系のような上下関係の厳しさもあり、私と同年入学なのに、部は1年後に入部したため、先輩後輩という奇妙な間柄でした。
しかも年齢は私より2つ上なのですが、先輩後輩の間柄から、なおちゃんはいつも私に敬語でした。
どう見ても年上のなおちゃんが敬語、そしてどう見ても年下の私はため口、周囲から見たらきっと不思議な光景だったでしょうね。

強烈な個性の持ち主なのに、全くあくがない。
非常に謙虚で真面目、そして几帳面。
自分よりも人の事を先に考えるような人。
とにかく周囲の人を楽しませる、笑顔にさせることが好き。
そう、思いやりのある人。
なおちゃんはそんな人間でした。

なおちゃんは学生時代、その圧倒的な歌唱力から非常に存在感のあるヴォーカリストで、私のような下手くそには恐れ多い存在で、本当に素晴らしいヴォーカリストでした。
かと思えば、たまにギターを持ち出して「上を向いて歩こう」などをポロンポロンと弾き語りしていたのも覚えています。

考えてみれば、社会人になって一緒にバンドをすることになり、それまでの先輩後輩という間柄から、更に連れ意識が強まったのだと思います。

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当時私が組んでいたSoul The Freeze!!という大所帯バンドにコーラスとてして加入したいと言ってきてくれた時、「どうしてヴォーカルでなくコーラスなの?」と訊くと「コーラスのほうが気持ちいいから」と答えてくれた気がします。

当時コーラスには妹のごまんも参加していて、3人でスタジオ内で楽しく歌っていたことを思い出します。

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ごまんはフリーズでコーラスとして参加していましたが、私が半ば強引に加入させたので、当初は乗り気ではなかったのですが、なおちゃんと一緒にコーラスをするようになって、その楽しみを見出したようでした。
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私自身、なおちゃんと一緒にバンドで歌うことによってどれだけ楽しさを見出せたか計り知れません。

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当時、同時にSoul Jackというアコースティックのバンドでも一緒に活動していて、なおちゃんはブルースハープとパーカッション、コーラスを担当していました。
キャロル・キングの「君の友達」では、背後からなおちゃんのしっかりとしたコーラスが私の声を支えてくれました。

当時私はビデオカメラやカメラ撮影が趣味のひとつでもあったので、ライヴや練習風景、レクリエーションなど、当時のバンド関係の映像物を沢山残していました。
もちろんなおちゃんの映像も沢山でてきました。
ビデオのなおちゃんは元気なままで、よく笑って、メンバーを笑かせて、あほなことも沢山言うて、周囲の私やごまんに蹴りを入れられたりしています。
この下の写真だって、みんな真面目な表情で映っているのに、なおちゃん一人おちょけているでしょ?

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フリーズではコンテストにいくつか出場したことがあり、まさに演奏中に、メンバーが誰も予想しないようなことをしでかして笑かせることをたびたびやりました。
私は、笑いすぎてその後まともに歌えなかったら困ると必死で平常心を保ったものでした。
考えてみれば、それは音や表情のかたいメンバーをリラックスさせてくれていたのかも知れません。

当時、なおちゃんがまさかこういうことになるなんて、誰が予測できたでしょう。

過日、べまきさんのおかげでご両親にお会いすることが出来、その際、自分が所有するなおちゃんの映像や音源など、全てを編集して2冊のアルバムに5枚のDVD、そしてCDにまとめあげてご両親にお渡ししました。
私が知り得ている範囲だけでも、なおちゃんがどんな感じで友達と過ごしていたか、どんな感じで音楽に取り組んでいたかをご両親にお伝えしたくって。

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今月に入ってからおとといまでの3週間、仕事から帰ると毎晩深夜まで、昔のVHSやHi-8の映像をチェック、編集するという日々が続きました。
TVに映るコミカルななおちゃんを見て大笑いすることもあったのですが、実際は「なぁなおちゃん、むっちゃ気合入れてなおちゃんのスペシャルDVD作ってるねんで。ほんまはなおちゃんに一番見てもらいたいねんで、なぁ聞こえてるか?なぁ・・・」と画面に向かって崩れ落ちる日もありました。

私には連れ(友達ではなく)と呼べる人は数少なく、その数少ない連れの中でも、恐らく一生全く気遣いなく付き合っていけるうちの一人でした。
きっとおじいちゃんおばあちゃんになっても
“ジャッキーさ~ん!”〔この後でなおちゃんが余計なことを言う〕
“まえだ~!!”〔と私が膝蹴りを入れる〕
というやりとりが続くものだと思っていました。

もっと色々おはなししたかったよ、なおちゃん。
元気になったらまた膝蹴りくらわしたいと思っていたよ。
前向きに病気と向き合って、ほんまによく頑張ったね。
すごいがんばった。
えらかったよ、なおちゃん。
おつかれさんやで。

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なによりもまた一緒に歌う機会があったらと思っていました。
なおちゃんが亡くなる前に送ったメールに、なおちゃんが元気になったら、是非スタイリスティックスの"You make me feel brand new”を歌って欲しいとリクエストしていました。

棺に入ったなおちゃんはとても綺麗で安らかな表情でした。
なおちゃん、こんな端整な顔立ちしていたんだね。
なおちゃん、棺からガバッと起き上がって驚かすんじゃないかと思いました。
というか、お願いだから驚かしてよ、と心の中で願いました。
目の前で安らかに横たわっている青年がなおちゃんなんかじゃないと思いたかったです。

告別式の後、ご両親のご好意で、ごまんと姉妹共々お骨上げまで参加させて頂くことが出来ました。
骨と化したなおちゃん。
子供の命の灯火が消えたという目の前の現実に直面されているご両親のお姿を、私はまともに見ることが出来ませんでした。

なおちゃんは若くしてこの世を去ったわけですが、お通夜、告別式と参列し、その参列者の数の多さには正直驚きました。
参列された皆さんが恐らくお感じになったことだと思います。
職場関係ではなく、殆どがお友達。
会場の外にも沢山の参列者が溢れていました。
どれだけ多くの人がなおちゃんのことを慕っていたか、よくわかりました。
みんなに愛されていたんだね、なおちゃん。

なおちゃん、ほんまにありがとうやで、たのしかったよ。
自分の一生の中で、なおちゃんのような最高の連れに出逢えたこと、自分でも誇りに思うよ。
ほんまにありがとうやで。
なんちゅうか、ほんまに、ほんまにありがとう。
なんぼありがとう言うても足りへんよ、なおちゃん。
なおちゃんのとこまでありがとうって届いたら嬉しいなぁ。

私がいつかそっちに行ったら何の曲、一緒に歌ってくれる?
私、それまでに少しでも上手になれるよう、誉めてもらえるように頑張るよ。
歌うこと、色々な楽しさを教えてもらったから、一生続けるよ。
誉めてもらった写真もまた撮り始めるよ。

心の中で膝蹴りをくらわして、これからのなおちゃんの日々にエールをおくります。
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